ここ1ヶ月ほどずーっと息苦しくて。
エアコンがむちゃくちゃカビてたので、それが原因かなあと思ったり。
単純に自律神経失調症の症状かなと思ったり。
風邪かなあと思ったり。
もしかしたら、重篤な肺炎じゃないかと恐怖したり。
最近、きゅうに症状がなくなってきたんですよね。
タンも少なくなってきました。
胸や気管が炎症しているような感じも、ほとんどありません。
なにより、あの異様な息苦しさがずいぶんマシになったのが、ありがたいです。
病院には行っていないので、結局原因はよくわからなかったんです。
でもけさ、歯を磨きながらふと「リステリン」というマウスウォッシュ瓶をぼうっと見ていて、「えっ」と思いました。
注意書きに、こうあったのです。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール含有。使用中にじんましん、息苦しさなどの異常があらわれた場合には直ちに使用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。特に、アレルギー体質の人や、薬などで発疹などの過敏症状を経験したことがある人は、十分注意して使用すること。
息苦しさ・・・
そういえば、リステリンを使い始めていらい、どうも胸の調子がわるかったような気がします。
なぜそれを覚えているかと言うと、そもそもぼくは歯肉炎の傾向があって、それを治すためにリステリンを使用してみたのです。
すると数日で効果があって、歯茎の炎症がすっかり収まったのです。
おお、さすがリステリン! すごいなあ! と感動をしたものです。
しかしそのころから、きゅうに胸が苦しくなっていったのです。
だから、へんなことを考えたのです。
「歯茎の炎症が消えたから、胸の炎症が目立ってきたのかな?」
なんて。
まあもちろん、これはただの妄想ですが、事実としては「リステリンを使用しはじめてから、気管が苦しい感じが増えていた」というのがあります。
また、ぼくが息苦しさを感じるのは、決まって朝から午前中でした。
午後や夜は、あまり感じません。
とくに夜眠るときは全くといっていいほど息苦しさを感じないのです。
これは坐禅の効果なのかな・・・とか思ったりしていました。
まあそれもあるのかもしれませんが、リステリンを使うのは、じつは朝だけだったのです。
夜はもちろん歯を磨きますが、リステリンはめったに使用していませんでした。
そして2日前に、リステリンがなくなったのです。空になった。
そこから妙に、息苦しさが改善しているというのもあります。
まあ、ただの偶然かもしれませんが・・・
調べてみると、実際にリステリンを使用して息苦しくなる人は、やはりいらっしゃるようです。
まあ、僕の場合はちゃんと診断を受けたわけでもないので、症状がリステリンに含まれる「ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール」に対する反応だったという確証は、ありません。
あくまで、推測です。
ただ、改めてリステリンの含有物を見てみると、化学薬品のオンパレードなんですよね。
- (溶剤) エタノール
- (湿潤剤) ソルビット液
- (着香剤) 香料<ミントタイプ>、
- (薬用成分) 1,8-シネオール、塩化亜鉛、チモール、サリチル酸メチル、l-メントール
- (溶解補助剤) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール
- (保存剤) 安息香酸
- (矯味剤) スクラロース、サッカリンナトリウム
- (pH調整剤) 安息香酸ナトリウム
- (着色剤) 赤102、青1
べつにゴクゴク飲むようなものでもないですから神経質になる必要はないと思うのですが、まあ、あんまりカラダに良いものではなさそうですね。
それに、口の中を必要以上に殺菌すると、悪玉菌だけじゃなくて善玉菌まで消えてしまって、ぎゃくに良くないという話もあります。
菌抵抗力が落ちてしまうんだそうです。
肺炎のうちの何割かが、口内環境の不潔によるものだ、という話もあります。
しっかり歯磨き・舌磨きをするようになったら肺炎が治った、という話もあるようで。
だから不潔は当然ダメなんだろうけど、かといって薬品をつかってキレイにしすぎるのも、考えものなのかもしれませんねえ。
あんまり、よけいなことはしないようにしよう、と思いました。
クスリを使ってラクして清潔にするんじゃなくて、ちゃんとていねいに、気長に時間をかけて歯磨きをしようと思いました。
口内の清潔の基本はやっぱり、水での「すすぎ・うがい」ですからね。
そしてていねいな、ブラッシング。