ぼくには、影響を受けやすところがあります。
エンパスというほどではないかもしれないけど、わりとその傾向はあると思います。
で、ふと思ったんですよね。
影響を受けやすい体質って、むしろトクなんじゃないか?
エンパスっぽい人が損なのは、じつは影響を受けやすいことではないんです。
「わるい影響を受けやすい」
ことが損なのです。
だから良いことによく接すれば、鈍感な人に比べれてその恩恵をたくさん受けることができるということですね。
なんだよ。
トクじゃねえか。
これに気がついたので、さいきん「ウルフルズ」の音楽をよく聞いてます。
パニック障害を患っていらい、どうも弱気なんですよね。
僕に圧倒的に足らないのは、やさしさとか、繊細さとか、上品さとか、美しさとか、善良とか、そっち方面じゃないです。
雄々しさ
がまったくさいきん、足りないんだよなあ。
しょうもない、ちょっとした体調不良にクヨクヨしたり、気にしたり。
まだ起こってもいないことを、必要以上に心配したり。
過去と未来のことばっかりにアタマを盗まれて、今をあんまり生きていなかったり。
どうでもいいことに神経質になったり、怖がったり。
合理的であることにこだわって、無駄をはぶいて省エネモードで生きていったり。
したいことより、しなければならないことを優先したり。
心配するわりには、行動してなかったり。
きもちわる! しょうもな!
おれ、そんなやつ昔から大嫌いなんだよなあ。
張り倒したろうか。
って思うけど、でもじつは、僕自身がそんなやつになりつつある。
ウルフルズの新曲「あーだこーだそーだ!」に、とってもいい歌詞があります。
それがどーしたって言うんだ
たかが悩みじゃないか
つべこべ言うのもいいぜベイベー、黙ってるより
だからどーしたっていうんだ
今を生きるがいいぜ
正解なんてない世界だ
いいなあ。強いなあ。
たかが悩みじゃねえか、それがどうした。
案外なかなか、言えないことばですね。
こういう歌詞に、たくさん触れていこうと思うんです。
ぎゃくに、弱々しい、女々しい、理屈っぽい、うすぐらい、愚痴っぽい、恨みがましい、ひょろひょろのヘナヘナには、あんまり近寄らないようにしようと思います。
考えてみたら、インターネットそのものがそんな感じなんですよね。
理屈っぽくて、合理主義で、せっかちで、機械的。
そこに出てくる記事とかも、そんなのが多い。
とくに匿名掲示板とかはもう「小人物の集まり」かなと思うようなのも多いです。
ヒトの失敗を鬼の首でもとったかのように罵倒し、じぶんと関係ないニュースなのにギャンギャン文句言い、そのくせたまに妙な正義感を持ち出したりする。
自己卑下のギャグで盛り上がり、活動的で意欲的なヒトや成功者を、嫉妬まがいにバカにするようなことを言う。
それもぜんぶ、匿名で。
男がするようなことじゃないよな。卑怯すぎる。腐ってやがる。
そんな「よわいものども」に、いちいち近づかなくていいんだよな、よく考えたら。
強くなりたければ、強いものに近寄らないとね。
じぶんに似た弱いものとばかり仲良くしてたら、成長は確実にとまる。
じぶんの弱さを肯定するあまり、強くなることを否定するようになる。
似た者同士のちんけな慰め合いで満足するようになる。
そしてどうせ次のステップは、弱いものどうしでどんぐりのせいくらべをしはじめて、くだらん揉め事を起こすんだ。
つまんね。
やっぱ人間は原則「じぶんよりワンランク上」に向かってかないと、クソみたいになってしまうよね。
水といっしょで、下の方で滞留してたら腐ってしまうんだ。
影響を受けやすいからこそ、「そうなりたいもの」に近づくようにしていこうと思います。
なんのために生まれてきたかって、そりゃ「おおきくなるため」に決まってますからね。
なんでわざわざ、ちっちゃくならなくてはいかんのだ。